ログハウスからウッドデッキの施工まで京都・滋賀を拠点に活動しています。北欧Natural Style フィンオール

北欧フィンランドの話題をおもしろおかしくご紹介しています。ムーミンやサンタクロースでも有名ですが、森と湖の国は優しさをもらえる国です。

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フィンオール


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北欧の話題をおもしろおかしく書いてみました。きれいな風景や建物もご覧下さい。またこのページは知人のフィンランド人エイラさんが書いたフィンランド便りがあります。フィンランドならではの話が盛りだくさんなのでどうぞご覧になってください。
森と湖の国フィンランド 白夜も有名ですね。 公園はたくさん
首都ヘルシンキ 人が少ない・・・ 時刻表はあてに・・・
エイラのフィンランド便り
  フィンランドの思い出や情報など、いろいろ紹介しています。
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  松井 エイラ・カーリナさん
                    
 
● フィンランド人にとっての夏
 フィンランド人は、夏を待ちわびています。冬と寒い時期が長いせいで、夏に対しては格別な思い入れがあるのです。皆早くから夏休みの予定を立て始めます。外国在住のフィンランド人も、夏にはできる限り帰国します。
  夏休みには、外国旅行(冷夏には人気)や別荘滞在、親戚訪問などをします。また、しばしばお墓参りして、花を植えたり、水やりや草抜きをしたりといった、夏にしかできないことをします。子供や学生たちは、5月末から8月半ばまで夏休みです。宿題もありません。夏休みの間に、言葉を覚えるためにヨーロッパでベビーシッターやちょっとした手伝いのアルバイトをする夏の夕方学生もいます。働いている人は皆、夏の一番気候のよい時期に、1ヶ月程の有給休暇を取ります。建設関係も、ログハウスメーカーもそうです。気候のよい時期は働きやすいのではないかと思うかもしれませんが、フィンランドでは休暇を楽しめるのが当然のこととなっています。会社によって、従業員が一斉に休むところもあれば、交代で休むところもあります。うらやましい話ですね。写真は、夏の夜7〜8時くらいの時間のものです。
  また、夏を賞賛する歌もたくさんあります。たとえば、《夏の夜のワルツ》は、私の大好きな歌の一つで、何度聞いても飽きません。館野泉さんのピアノを通して、私はフィンランドの夏の夜にすっと入ることができます。私の頭にはこのような情景が浮かびます:夏の夜の太陽の光の中、空にはツバメがすいすいと飛びまわわっている。静けさが深まっていくところに、遥か彼方からチャペルのベルの音が聞こえてくる・・・フィンランドのつかの間の夏を人々が目一杯楽しんでいる・・・。
● リサイクル
今回はフィンランドのスーパーマーケットなどでよく見かけるちょっと面白い機械の写真を載せました。これはビンや空き缶、ペットボトルを回収する機械なのですが、この機械にビンや缶を入れると買い物券が出てくるというシステムです。そうです、フィンランドでは空き缶やビン、ペットボトルがその場でお金になります。1本が10セント〜40セント、日本円になおすと16円〜65円くらいですから多くの買い物客がカバン一杯でやって来ます。外に落ちている空き缶などもちょっとした小遣いに誰かが拾っていきます。また、古着なども町の所々に古着専用のボックスが設置されていて、いつでも入れる(捨てる)事ができます。Kirpputori(ボランティア団体のリサイクルショップ)で回収された古着や使える物は何でも受け入れ、この古着や収益は貧しい国へ送られます。フィンランドはリサイクルのシステムが良くできていると思います。それによって町がゴミから守られています。フィンランドのスーパーマーケットでは30年以上前からレジ袋が有料ですので大抵の人はマイバッグを持って買い物にいきます。今は日本でも一部で同じ動きが始まっています。それによってたくさんのエコバッグが売られています。でも、本当のエコバッグは古着などから自分で作ったものかと思います。こんな事を書きながら私のエコバッグは?…それはちょっと言えないやなぁ〜(汗)

 踊るフィンランド人
 フィンランド人はダンスが大好きです。聞いたところでは、世界一タンゴを踊るのはフィンランド人だそうです。タンゴの本場はアルゼンチンなのに、北の果てのフィンランド人がタンゴを自分たちのものにして踊っています。
フィンランドにはたくさんのダンスホールがあり、夏には屋外でもダンスを楽しみます。
いろいろなダンスのイベントがあって、例えばタンゴカーニバルは数百名の人が参加するイベントです。中でもサンバカーニバルは毎年6月ヘルシンキで行われるとても大きなイベントで、2年前にマルキHSJのスタッフとフィンランドを訪れた時見ることが出来ました。冷たい雨の中で懸命に明るくビキニ姿で踊っていた女性達がとても印象的でした。
私が若い頃、nuorisoseuraという、イベントを準備したり、演劇を上演したり、歌を歌ったりするグループに所属していたことがあってフォークダンスをよく踊りました。そこで、若い人たちにダンスを教えていたこともあります。大きなイベントの時はみんな民族衣装を着て演技をしたり踊ったりしていました。楽しかったことを覚えています。
フィンランドの多くのレストランにはダンスのスペースがあって、夜になると生バンドが来て演奏したりします。踊りに来る人や、結婚相手を見つけることが目的の人もいます。 
私はダンスが大好きで私なりに得意だと思いますが、日本に来てから一度も踊ったことがありません。でも、ノリがいい音楽を聞いた時は、体が勝手に踊りだします♪

● フィンランド教会合唱団
3月16日から23日にかけて日本の5ヶ所でフィンランド合唱団(MUSICA GLORIA)のコンサートが行われました。メンバーの30人はみんなクリスチャンでフィンランドのいろんな町から集まった人達です。私は22に川西市猪名川町のグッドサマリタンチャーチという所で行われたコンサートを友達と3人で見に行く事ができました。ワクワクして行った甲斐があって本当に素晴らしいコンサートでした。コンサートが行われたのは落ち着いた風囲気の教会で、30人のメンバーが力強く一斉にシベリウスのフィンランディアという曲で始まったところで涙が溢れてしまいました。その他にもなつかしい曲(10曲くらい)とユーモアいっぱいのお話で私たちを楽しませてくれました。しかもコンサートは無料。(この合唱団のメンバー達がすべての費用を出しているそうです。)この合唱団は今までも世界のいろんな国の人たちを音楽を通して楽しませています。訪問した国はスイス、オーストリア、ドイツ、スウェーデン、ロシア、エストニア、ハンガリー、オーストラリア、南米のボリビア、アメリカ、そして今回の日本です。私がこのコンサートの事を知ったのは本当にギリギリだったので皆さんにお知らせできませんでしたが、この力強く素晴らしいコンサートがもっと多くの人たちに聞かれればよかったのにと思いました。次回の来日予定がわかればお知らせしますね。
フィンランドの町づくり
 フィンランドでは環境づくりに特別に力を入れています。例えば、自分の土地に家を建てる場合でも規制がたくさんあって、家の大きさや高さ、形、色、屋根の色まで決められています。フィンランドの家並み私の友達の兄弟が別荘を建てた時には屋根の色を間違えたため、剥がしてやり直しをさせられてしまったそうです。また、廃屋は美観を損なう原因になるので木造であれば消防団が来て焼いてしまいます。それも風景を美しく保つためなのです。私の姉の家が鉄を扱う仕事をしていたのですが、仕事場が人目につかない森の中にあったにもかかわらず周りに高い塀を立てるように指導されました。フィンランドにはこのような規制があり、自然と風景を損なわないような町づくりがなされています。日本は美しい自然に恵まれている国ですので、それを生かす為には国のしっかりとした町づくりと住人の意識が必要だと思います。ごみの問題は難しい問題だと思いますが、今までごみ出しが自由すぎたせいか不法投棄が増えているようです。フィンランドのごみの出し方はわかりやすく、ごみの種類ごとに入れるコンテナが分かれていて、いつでも出せるようになっています。大型ごみはごみ置き場所もありますが、たいてい自分で処理場まで運びます。ビンと空き缶は店に持っていくとお金がもらえるので、換金しに行く人が多いです。また、ビニールの買い物袋は有料なので、買い物には普通自分の袋を持っていきますし、商品にはもともとビニールの包装をされたものも少なく、プラスチックごみの減量につながっています。
● フィンランドから帰りました。
フィンランドのちょっとあわただしい、でも楽しい旅からちょっとスマートになって無事帰ってきました。訪問した家庭だけでも14軒になりましたが、久しぶりにフィンランドのサウナを楽しんだり、サウナのあとのグリルマッカラーや楽しいおしゃべり、毎日出来たものを食べてゆっくり寝て、ノルディックウォーキングでたくさん歩かされて良い気分転換になりました。ヘルシンキの街では、昔私が働いたところや主人と出会った場所などへ自然に足が向かいその周辺の写真を小雨の中撮りました。いろんな思い出があたまを過ぎりながらシャッターを押しました。ヘルシンキの街はあいかわらずでバスステーション以外は本当に変わっていなかった。(EUになってから外国人が増えてちょっとインターナショナルになったかな?…)今回は観光スポットみたいな所にはまったく行きませんでしたタンペレという町の大きな教会や親の墓参りへお兄さんと2人でキャンドルを持って行きました。今回の帰国は時間が経つのが本当に早かったです。フィンランドに居る間、ミスフィンランドコンテストが行われました。ミスフィンランドコンテストを見るのは何十年ぶりで、しかも私の親戚が知っている子が参加していたのでみんなで興奮して応援していました。彼女はミスフィンランドを受賞し賞金としてトヨタのマイカーをもらいました。(3日目にはその車をちょこっとぶつけてしまったみたいです。)楽しみにしていたきらきらの雪景色は2回ほど見る事ができ、帰りの飛行機では機内放送で北の空に美しいオーロラが出ている事を教えられ、私は窓際だったので長い時間北の空を埋め尽くすようなオーロラを楽しむことができました。
● ウィンタースポーツと雪遊び
 フィンランドでは、子供から大人まで、いろいろなところでウィンタースポーツと雪遊びに参加します。2月にはLaskiainenというウィンタースポーツの祝日があり、各学校では、その周辺に1週間ほどスキー休暇があります。それに合わせて、親たちもできるだけ休暇を取って家族みんなでウィンタースポーツや雪遊びをして楽しみます。そりで滑ったり、雪だるまやかまくらを作ったりするのは笑い声があふれる楽しい遊びです。このLaskiainenの祝日には伝統的な食事として、Hernekeitto(干したグリーンピースをもどして作るビーフ入りのスープ)とLaskiaispulla(生クリーム入りの菓子パン)を食べます。
 スキーマラソンは、昔から多くのフィンランド人に愛されている冬のスポーツで、今では夜でもできるようにスキーコースに明かりがつけてあります。スキーに関する大会は、フィンランドの北から南まで、各町と村で行われていて、私が子供のころにも学校で大会がありました。私は他の子供より背が小さかったせいかいつも一番後ろで、どんなにがんばってもついていけなかったので、一人で森に取り残されるのではないかと恐れていました。帰りがあまりにも遅かったので先生に怒られた苦い思い出があります。
 昔からの冬の乗り物に、Potkukelkkaという足で地面を蹴って進むそりがありますが、とても便利なもので、道が硬く凍っているときでも荷物や人を乗せることができます。そりの前の部分は椅子の形になって老人にも喜ばれています。(夏にはすべる部分をタイヤに換えて使います)聞いた話で、日本の方がフィンランドへ来た時にPotkukelkkaで迎えに行ったそうで、それはさぞかしびっくりされたことでしょうね(笑)。
● サウナのはなし
 この冬は、日本では特別寒いですね。寒い時期に芯まで暖めるのは、やっぱりフィンランド生まれのサウナです。サウナの歴史はとても深く、古いものです。フィンランドにはじめに住みついた人達が、一番はじめにサウナを住まいとして建てたそうです。その昔から変わらないのは、フィンランド人のサウナに対する愛着です。サウナは、リラックスし、楽しみ(サウナストーンの上でmakkara(ソーセージ)を焼いてビールを飲んだりする人もいるようです・・・)ほっとする場所で、汗と疲れを流します。外国から客人を迎えると、おもてなしとして、サウナに一緒に入ります。そうすると、みんな同じただの人になるので、人と人を隔てるものを排した裸の付き合いができます。4代ほど前のフィンランド大統領Kekkonenは、外国の要人が来るといつもサウナに招いて、話し合いと交わりを持っていました。土産店の外で売られていたVasta
 今はサウナの形もいろいろですが、基本はどれでも同じです。サウナストーブ(薪式か電気式)を暖めて、ストーブの石の上に白樺の枝でできた束(Vasta)を置いて水をかけます。(左の写真は、土産物店の外で売られていたVastaです。)熱い湯気によってVastaが熱くなります。それで体を軽くたたきます。汗を出すためです。十分に暖まったら、外へ出て、湖か川に入って体を冷やします。高い所から飛び込む人もいれば、そうっと入る人もいます。冬になったら、雪の上で転がる人や、凍った湖に穴を開けて中に入る人も増えているようです。(私のいとこ達も実践しているようで、とても気持ちが良いものだそうです。心臓の弱い人には勧められません・・・。)
 サウナはただ体をきれいにする場所であるというだけではなく、昔の人はサウナで生まれ(出産)、サウナで最後の時(亡くなった方を埋葬されるまでサウナに安置)を過ごしました。昔の子供達は、自分はどこから来たの?サウナのベンチの下から来たの?と聞いたそうです。
 サウナの話は、入り方も楽しみ方も、フィンランド人の数ほどたくさんあります。

 内緒ですが、私は日本のお風呂のほうが好きやねん♪ by エイラ